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そんな想論館の理念は「自分で問題を解決する能力を養う」ことです。今、社会問題となっていますが、マニュアル型の仕事しかできない、自分の思い通りにならないと暴力に訴える・・・・など、未知の局面に接したときに過去の経験を活かして、困難を切り抜けるといったことができなくなっている若者が増えてきています。それは学習の面でも同じことが言えます。最近増えている個別指導の塾は「分からないところを丁寧に教える」という印象を受けますが、本当にそれは子供にとって良い教育なのかと疑問に感じることがあります。
「先生、分からん」と子供たちは平然といいます。たとえばそれが「何でこういう式ができるの?」というものなら良いのですが、彼らは難しそうな問題に出会うと考えもせず、ただ「分からん」と切り捨てます。個別指導で手取り足取りの教育サービスにどっぷりと浸かっている彼らは、先生の解説を適当に聞いていても、質問さえすれば教えてくれるという甘い考えを持っています。結果、分からない問題に出会うと、自分で考えることをすぐにあきらめてしまうのです。
「分からなければ、誰かが丁寧に教えてくれる」そんな甘い考えを持ち続けていると、やがて「間違えたのは、ちゃんと教えてくれなかったからで、自分は悪くない」という自己中心的な考えが強くなります。そんな受け身型の人間が活躍できるほど社会は甘くありません。長年、学習塾は、今ある課題を効率的にこなしていく、いわば小手先の技術を教えることを主眼とおいていたように思えます。しかし、それは、大量のプリントをこなすだけの勉強法だったり、先生が一方的に伝えていくだけの授業だったり、子供たちが自分から問題を解決していく方法を伝えるということとはかけ離れたものであったように思います。
そんな一方的な教授ではなく子供たち の自己認識の高まりを信頼していくこと がとても大切だと考えています。そのた めには、自分で勉強しなければいけない 教室が必要だと思いました。それが想論 館の代名詞でもある自学支援教室なの です。そして何よりも生徒と先生との健全な師弟関係の構築こそ、今の子供た ちに必要だと思うのです。
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